これまで、Grey'sにWeddingドレスをオーダー頂きました
花嫁様の中に"グレース・ケリー"が大好きという方が
いらっしゃいました。
その中でも特に、記憶に残っているのは、
クラシックバレリーナのM・A様です。
M・A様は、ずっと憧れ続けていた
"グレース・ケリー"をテーマに
「結婚の一日」を演出されることになりました。
挙式用に、M・A様が選ばれたマリエは、
当時Grey'sが新作として発表した"伝説"のマリエ...。
文字通りモナコ王妃となった"グレース・ケリー"を
イメージしてお創りした、ノーブルで清楚なマリエでした。
トップスには繊細なフランス製シャンテリーレースを用いて、
サッシュベルト、スカート、トレーンには仄かに透ける光沢が
美しいイタリア製Silkサテンオーガンジーで、
お創りさせて頂きました。
M・A様はお色直しの為に、映画「裏窓」の中で、
グレース・ケリーが着ていた黒と白のドレスを
ご希望でしたので、
あえてスカートを2段階(フルレングスとミモレ丈)に
対応できるセットアップマリエを提案させて頂きました。
あらためてお写真を拝見して、バレリーナの新婦M・A様の美しさが
眩いばかりで、まさにグレース・ケリーのような気品にあふれた
素敵な花嫁姿でした。
新郎のM・S様は「結婚式当時は、1930年代のモーニングが
着たくて、貸衣装がどれもあまりにひどいので、
テーラーの友人と盛り上がってしまい作ってしまいました。
フレッドアステアと同じシューズの上に履くスパッツや
アスコットタイ等は、ロンドンで買ってきた位です。」と
当時を振り返り、少し照れながら話して下さいました。
次のコメントは、そんな新郎M・S様が今回のBlogの件で
ご連絡させて頂いた折に送って下さったメッセージです。
「男性服は西洋の歴史が長い時間をかけて作り上げた明確な
ルールがございまして、日本は西洋ではないので、関係ないと
言ってしまえばそれまでなのですが、
明治維新以来、西洋社会の中に入ることになりました以上は、
学ぶべきは学ぶ必要があると思うのですが、普段着はいいのですが、
テーラードスタイルに関して、未だに日本人はそうとうひどい現状です。
クールビズ(笑)なんていうのも完全な間違いです。(笑)
ルールを全部知っていてあえてハズすというのは、
相当クールなのですが...。(苦笑)
本来であれば、新婦のウェディングドレスを完璧に引き立てる額縁の役割
を果たす新郎のテーラードスタイルが大切で男性がへんてこなフォーマルを
着ていると、ウェディングドレスも素敵に見えないのが残念なところで
ございます。」
思わず、衿をたださなくてはと、自然と背すじの伸びる良いお話です。
こんなにおしゃれにこだわった、ご新郎のお話もなかなかないと
思いますので、少し、Blogでもご紹介させて頂きました。
お二人は都内某Hotelで挙式、ご披露宴だったのですが、
その後、二次会のパーティーを青山スパイラルで開催され、
その時のテーマは"Jazz"...。
そして、新郎のParty用のスーツは、ジャンギャバンの
「望郷」をイメージしてお作りになったと伺いました。
どこまでもおシャレです。
今回送って頂きましたPartyのお写真から、Jazzの音、
'50sの匂いがしてきました。
今でもあの日のJazzが鳴り響いている会場のにぎわいが
鮮やかに甦ります。
そして招待状は、イラストレーターである新郎S様の作品、
とてもオリジナリティあふれる素敵な招待状でした。
1995年、11月のことでした。
それから多くの時を重ねて、2011年秋、
Grey'sが29周年を記念して開催したCollection"木の花咲くや姫"
ーゆくところ次々と花咲きいずる ー
で、再びモナコ王妃となった"グレース・ケリー"をテーマに
マリエをお創りする機会を得ました。
精緻なフランスチュールにコード刺繍を施したコントラストが
美しいレースで創られたトップス。
スカート、サッシュベルト、トレーンは、イタリア製LAPIDUS、
Haute Couture(オートクチュール)のマットな輝きが印象的な
上質なSilkタフタでお創りし、
華麗で劇的に生きた"グレース・ケリー"という一人の女性の
生涯に思いをよせてデザインさせて頂きました。
Collectionのために、"ケリー"のマリエが出来上がった時、
その佇まいに、私はなでし子さんにこう話しかけていました。
「見てごらん!グレース・ケリーがここにいる。」と...。
Grey's☆大岡信子・なでし子
☆Grey's☆
グレイズはオーダーメイドの専門店です。
シンプルでどこかノスタルジックなドレスを
ハンドメイドで丁寧にお創りしています。
大切な「結婚の日」のマリエに、特別なあなただけの一着に
クチュリエールのオーダーメイドを提案致します。
・トワルクチュール:30万円 〜 (サイズオーダー) (2〜3ヶ月前迄に)
・プレタクチュール:40万円 〜 (セミオーダー・ トワル1回仮縫い付き) (3〜4ヶ月前迄に)
・オートクチュール:50万円〜 (フルオーダー・ デザイン画作成&トワル1回仮縫い付き) (4〜5ヶ月前迄に)
本生地仮縫いご希望の場合は別途となります。
・プティノワール(フォーマルドレス) オーダー 20万円〜(Tax別) 2〜3ヶ月前迄に
☆オーダーPrixは生地、デザイン、仮縫いの回数等によりお値段が
異なりますので、詳しくはお見積りをお出し致します。
(Tax別)
☆お急ぎの方はプレタポルテを販売&レンタルしておりますので、
お問い合わせ下さい。(9号)
オーダーサンプルマリエ セル&レンタル Size:9号
・セル(販売) 25万円〜(30万円台中心)
・レンタル 18万円〜 (20万円台中心)
雑誌発表やコレクションの為にお作りしたオーダーサンプルマリエを
ご希望の方でサイズのあう方にセル&レンタルさせて頂きます。
(ドレスのデザイン、生地によりお値段は変わります。)
※レンタルマリエは、挙式、ご披露宴までのご使用とし、
二次会は行なっておりません。
☆New☆
ー プティ・マリエ ー
Grey'sの新しいプレタポルテブランドです。
より自由にモードに、自分らしいこだわりの
マリアージュを願う花嫁に贈る
プティ・マリエCollectionです。
レストランウェディング、ガーデンウェディングや
オリジナルウェディング、海外挙式等に...。
Size 9号
中心価格 20万円台(Tax別)
お申し込みは3ヶ月前迄に。
・ドレスのデザイン、生地によりお値段は異なります。
・サイズ調整料、お直し代等は別途となります。
Bague mariage(メモリアルジュエリー)
オーダージュエリー
エンゲージリング&マリッジリングをはじめ
さまざまメモリアルジュエリーをオーダーで
お創りしております。
誕生花マリッジリング pt900 Homme 10万円〜 (Tax別)
Femme 10万円〜 (Tax別)
3ヶ月前迄に
デザイン、使用する材料によりお値段と期間が異なります。
Dress &Jewelry design: Nobuko Ohoka & Nadeshiko
☆Grey's Homme☆
グレイズではMen'sフォーマルを
すべてオーダーメイドでお創りしています。
花嫁のドレスとお揃いの生地で作るアスコットタイと
チーフも評判です。
オーダーメイドならではの制作過程に参加する醍醐味
をお楽しみ下さい。
1.デザイン、生地共に自由にお選びいただくことができます
2.仮縫いは「本生地」にて行ないます。
3.着用日の約2週間前位に仕上がりの確認のため
リハーサルを行います。
・デザイン打ち合わせ、お申し込み & 採寸 2〜3ヶ月前
・本生地仮縫い 1〜1.5ヶ月前
・リハーサル 2週間前
Men'sスーツ 25万円〜(Tax別)
タキシード 30万円〜 (Tax別)
☆生地、仕様、アイテムによりPrixは異なります。
☆Grey's mariage☆(プランニングプロデュース)
Grey'sでは、オーダーされたマリエにあわせて、
デザイナー自らがブーケをデザイン、会場のフラワーアレンジメントの
プランニングやマリッジリングのデザイン制作、結婚の日のヘアメーク、
マリアージュスチリスト、マリアージュアルバム・映像制作etc...
「記憶」に残る映画のワンシーンのようなマリアージュプロデュースを
Grey'sの感性で提案しています。
☆Grey's Photo☆
Grey'sでは、マリアージュアルバムの他に、ファミリーフォト、
赤ちゃんご誕生の記念の日、Babyphoto、七五三、愛犬と愛猫との写真、
成人式、還暦のお祝い、お誕生日のお祝い、結婚記念日のお祝いに、
シネマのワンシーンのようなあたたかい記憶を写真や映像に残すことを
提案しております。
それにあわせて、ヘアメーク、スタイリング、着付け、トータルプロデュース
等をおこなっております。
お気軽にご相談下さい。
Phone:03-3499-1969(完全予約制)
Open:11:30〜19:30(最終予約18:30)
Closed:月曜日 monday
最寄り駅:東京メトロ 表参道駅 徒歩8分程
詳しい住所はホームページのMapの所をご覧下さい。
Grey's(グレイズ)Facebook
Copyright(C)Grey's SET inc. All Rights Reserved.
JUGEMテーマ:ニュース