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西城秀樹 様

 

 

 

 

お悔やみの言葉が遅くなり、大変申し訳ございません。

 

心からのお悔やみを申し上げます。

 

 

"ヒデキ"と呼ばせて下さい。

 

彼とお会いしたのは、私がまだスタイリストをやっていた若い頃のお話です。

 

当時コマーシャルの仕事をメインにしておりましたが、

 

『ヒデキのスタイリングをやってほしい。』というご依頼で

 

初めてTV番組、日本テレビ『モーニングサラダ』の

 

西城秀樹さんのスタイリングをやらせて頂く事になりました。

 

共演者には、若き日の"とんねるず"もいて、

 

コマーシャル撮影とは違う『ザ・芸能界』がそこにはありました。

 

 

 

 

 

 

私は司会のヒデキだけのスタイリングをやらせて頂くのですが、

 

ヒデキは私のスタイリングをとても気に入って下さって、

 

毎回「衣装協力」でお借りしてきたコスチュームを全て買い取ると言うのです。

 

 週1回の番組ですが、毎回買い取りという形になると、

 

当時、どこにも入荷していないフランス製のコスチュームを

 

主にスタイリングしていましたので、

 

金額も結構大きなものとなります。

 

さすがに、マネージャーからは、

 

「衣装代が相当かかるので、大岡さんの方から

 

ヒデキに話をして頂けないか?」というお話がありました。

 

そこで私はヒデキに「そのパンツは、この間買い取ったものと

 

似ているから、それはやめておいた方が...。

 

ベルトも前に購入したもので代行できるから...。」と

 

いろいろアドヴァイスをさせて頂いたのですが、

 

ヒデキは「枕元にね、一式スタイリングしてもらった物を揃えて眠ると、

 

とっても気持ちが楽になるんだ。」

 

と屈託のないヒデキスマイルで返してきます。

 

 又、或る日は舞台裏で赤い顔をして寝込んでいたので、

 

聞くと39度以上の熱が出ているらしい。

 

やはり主役は、熱位では休めないのだとあらためて感じました。

 

 

 苗場のスキー場に出演者、スタッフ全員でバスを一台貸切にして

 

行ったことも忘れられない思い出です。

 

私がたまたま「肩こりがひどくて...。」と話をしていたら、

 

いつの間にか、ヒデキが私の肩もみを始めました。

 

とても上手で、申し訳なくて、

 

「もういいから、大丈夫だから...。」という私にかまわず、

 

結局長い時間、肩もみをヒデキにさせてしまいました。

 

その時も驚いたのですが、あらためて大スター"ヒデキ"の

 

優しくて素直な人柄に触れた思いがしました。

 

"ヒデキ"とのお付き合いは、私は仕事の関係もあって、

 

1年間だけ関わらせて頂いたのですが、今、思い出しても愉しい時間でした。

 

 

 時を経て...。

 

TVを通して、ご活躍は拝見していたのですが、

 

"ヒデキ"がある日、脳梗塞をおこしたとお聞きしました。

 

心配していた通り、言語障害と体の半身に麻痺が残るとのこと...。

 

これは大変だと思っている時に、ヒデキが障害と闘う様子が

 

伝えられてきました。

 

 私は、この人は本当に「すごい人」だと思ったのは、

 

この時でした。

 

「完全じゃないといけないんだ!」と真っ直ぐに話すヒデキ。

 

何とか自分の体を元の状態に近く、より近くと、

 

大変なリハビリに挑戦するヒデキの姿は多くの事を

 

私達に伝えてくれました。

 

 家族のために、子どもたちに、

 

そして何よりも待っていてくれてる

 

多くのファンの為に...。

 

ヒデキ、最高にかっこいいです!

 

あなたの生きる姿勢に多くの事を学びました。

 

 どうか天国から見守っていて下さい。

 

祈る事しかできない私ですが、"ヒデキ"に

 

「お逢いしたい。」と唐突に思い、この気持ちはどこからきたのでしょう。

 

何時が何処かで又逢えると思っていたのでしょう。

 

もう叶わないからこそ、そう思うのでしょうか...?

 

 

 枕元に私がスタイリングした一式を置いて楽になって...

 

ゆっくりと、安らかにお休み下さい。

 

ヒデキ、本当にお疲れさまでした。

 

有難うございました。

 

いつか、どこかで、再会...。

 

 

西城 秀樹

 

2018年「告別式」の日に。

 

 

                  Grey's 大岡 信子

 

(添付写真は、スタイリングさせて頂いていた時期の写真です。

「モーニングサラダ」の番組での写真は、引越しの為、現在、行方不明ですので、

ご了承下さい。)

 

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